論文の調べ方(2)

論文や雑誌の記事を調べる方法について補充します。

 

1.調べたい「著者」や「テーマ」が決まっている場合

(1)前回ご紹介した方法で具体的に調べると良いと思います。

 論文の調べ方 - 裁判例や論文を読んでみたい

(2)「著書」個人のホームページを見に行くと参考になる情報が得られる場合もあります。例えばいくつかご紹介します。

 ①島津明人研究室 – 慶應義塾大学総合政策学部

  島津先生の研究成果のツールが豊富に掲載されているので便利です。

 ②お知らせ - 組織論研究者 高尾義明(東京都立大学 大学院経営学研究科)のウェブページ

 ③松尾睦研究室 https://mmatsuo.jimdofree.com/

 

2.調べたい「ジャンル」はあるけれど著者やテーマは絞り込めていない場合

 こんな場合、私はそれぞれのジャンルの学会や協会等が発行している機関誌を見に行くことが多いです。例えばいくつかご紹介します。

 ①機関誌「損害保険研究」 | 損保総研

 ②保険学雑誌論文の閲覧 | 日本保険学会

 ③組織科学(組織学会が発行)

 ④学会誌|経営行動科学学会

 ⑤航空自衛隊幹部学校航空研究センター | JCASPSS Center for Air & Space Power Strategic Studies-Japan

 ⑥集団力学とは | jigd

 ⑦刊行物 | JA共済総合研究所

 ⑧保険法・判例研究|月刊誌「共済と保険」|刊行物|日本共済協会

 ⑨学術出版物一覧|学術振興事業|公益財団法人 生命保険文化センター

 

3.特に目当てのテーマもジャンルもない場合

(1)一般利用可能な大学図書館で、雑誌や大学紀要の冊子を見ていると、こんな雑誌やテーマがあるんだということに気付くことがあります。

(2)上記の方法で読んだ記事や論文で引用されている文章を芋づる式に辿っていくことで、情報収集の範囲が広がっていくと思います。